「手抜き料理術で楽になるはずだった…」
汚部屋な実家で育ち、掃除と料理が大嫌いの家事コンプレックスの塊
親のお金で入った適当な大学を中退して、だけど働くのが怖くてニートになったりうつ病になったりしながら家出を繰り返し、
農家に住み込んでキノコ育てたり、バイト終わりに気が付いたら京都に逃走していたり、シェアハウスに住んでゲイと仲良くなっていろいろレクチャーを受けたりしているうちに、
アメリカの農場でメキシカンがビール飲みながらトラクター運転してるところを見たらすべてどうでもよくなって、そんでもって東南アジアバックパッカーしたら人生好転
ニートの自分に価値を発見する
その勢いで結婚したけど、専業主婦なのに毎日の料理が苦痛で、専業主婦なのにめんどくさがること自体に罪悪感でイライラする毎日
朝から夕飯の心配をして一日中スマホでレシピを探す日々
献立提案アプリや冷蔵庫の中身使いまわし献立アプリや、ワンパンレシピ特集の雑誌、味の素のメルマガなどなど、自分なりにありとあらゆる手で献立と格闘したけど、夕飯の事を考えるのがかなりのストレスになり不眠症再発
ヨシケイに出会う(その1)
これはいよいよやばいな、と思ってた時に、おばがヨシケイというものを頼んでいると聞き、自分もやってみることに
当時夫の手取り16万円で、私は専業主婦
お金がないのにヨシケイを頼むことのほうが罪悪感でストレスになるんじゃないかと思ってなかなか踏み出せなかったけど
叔母の家は自営業で毎月カツカツ、借金もあるのにヨシケイを頼んでいることが、なんとなく罪悪感を減らしてくれて思い切ってお試しだけのつもりで申し込み
すると…
\\地獄に落ちた//
これは…
もうやめられない…
夕飯の心配をしなくて済むことが、こんなに毎日のストレスと関係していたなんて…
朝から夕飯の心配をしていたから、他のちょっとしたストレスも大きなストレスになっていたけど、
夕飯の事を考えなくてよくなっただけで、他の問題にしっかり向き合う余裕が生まれたんです
これはヨシケイをやってみるまで気が付かなかったことでした
そして、まぁ味はそこそこだし、飽きるし、最安値のシニア向けのコースだったので余計に量は少なかったけど、「自分で選んだわけじゃなくてヨシケイだから」っていうあきらめみたいな気持ちも手伝って、本当に毎日にゆとりが生まれました
しかし、そうは問屋が卸さぬ!
子供が産まれ、イライラ大暴走
1人目の時は24時間抱っこしてたイメージはありますが子育てって大変だ…と思いつつも、離乳食は手作りしてみたり、子供の成長を結構楽しんでいました。
しかし…離乳食後期から、事は始まりました
まず、かなり食べる…
作っても作っても足りない…
大人の2人前くらい食べてたのかな?
ずーと何作るか考えている生活で、しかも作っても足りなくてまた考える…
とにかく、作っても作っても足りなくて、こっちは料理が苦痛なので、一度作ったらもう料理モードにはなれない
沢山作る費用も掛かるので無駄になったらいやで多めに作るってことがどうしても心理的ハードルが高くていつも、ギリギリの分しか作ってない
かといって食べないならまだしも、食べたいのに食べるものを与えられない罪悪感がありました
というかやりたくない
でも、やらなくても罪悪感
そして、作っても機嫌が悪くてひっくり返してダメにして
それで余計に足りなくなって…
もう思い出すだけでつらかったです
「食べたいならひっくり返すなよ!!」と言って引っぱたいたこともありました
赤くはれる手、泣きじゃくる声
そうこうしていると、楽しく外食から帰宅する両親と、仕事から帰ってくる夫
なんでこのタイミングなの?
なんで、ご飯時に誰もいないの?
なんでご飯の時私だけなの?
ああ、いつも私だけだったわ
大人はたくさんこの家にいるのに、子供の面倒は私だけ
思考までぐちゃぐちゃでした
そうこうしているうちにイヤイヤ期と偏食が始まって
今度は食べない
この前食べたと思ったものも、もうあの後一回も食べない
今度は子供の夕飯に何を作ったらいいのか考えるストレスが始まりました
大人の献立を考えるよりも、もっともっとすごいストレスです。子供の栄養って大人の栄養より大事だし、大人は適当でも子供だけはしっかりしたものを食べさせないと
という価値観が世の中にはあります
そして、私自身の中にもかなり色濃くこの価値観があります
野菜入りハンバーグにしてみたり、カレーにしてみたり、シチューにしてみたり、野菜入りパンを作ってみたり、ホットケーキに野菜をいれたり、ネットで三歳児の献立を参考にして作ってみたりしました
//完敗\\
全く食べない
じゃぁもう、栄養なんてさ、昔の人はこんなに食べ物なかったのに生きていたから大丈夫とか
うちの子幼稚園まで白いおかゆしか食べなかったけど元気に育ってるから大丈夫!とかそういう安心する体験談をTwitterや知恵袋で読んでは
まぁいいか。と言い聞かせる毎日
だけど、そうやって「手抜き」を極めれば極めるほど、見えない罪悪感が蓄積されていて、変なことろで爆発!子供に八つ当たりしてしまっていました
だけど、今わかりました
問題は料理が嫌いなことじゃなくて、「ちゃんとやれていない自分」にイライラしていたんです
「ちゃんとやりたい」そう思うから手抜き術は自分に合っていなかった
私、もう一つ価値観をひたすら語るブログ「すっぴんぶろぐ」を持っているのですが、そっちでは手抜き人生、生きづらかった自分が生きやすくなった方法を紹介しています
そのブログではとにかく、「やらない家事」とか「他人に頼る生き方」「とか「手抜き手抜き手抜き」って極めていました
人生はそれでうまくいったけど、料理だけはそうじゃなかった
そのブログや、「料理嫌いをカウンセリングするための35の質問に答えてみた」をやってみて、気が付きました
家族の為に栄養バランスのいい食事を出せない自分
家族の為に、おいしいと言ってくれる料理を出せない自分
家族より、なにより、私が一番「栄養バランス」や「品数」にこだわりがって、それができていな自分をいつまでも許せないことに気が付きました
偶然にも、こう語源化する前に「ヨシケイ」という解決策には出会っていました
だけど、このブログでも「手抜き」の一環でヨシケイを紹介するつもりでいた
だけど、伝え方を(ブログの方向性を)変えました
自分なりの「ちゃんと」を「いかに楽にするか」を考える、伝えることにしました
子供が産まれてから、ヨシケイをお休みする期間が結構長くありました
だけど、もう一度始めてみて、ヨシケイを再開したらイライラがすぱっと消えました
あんなに子供が食べないことにイライラしていたのに
子供がしつこいだけでイライラしていたのに
子供を見るだけでイライラしていたのに
それもこれも、全く無関係だと思っていた料理のストレスだったんです
夕飯の心配を頭の片隅で一日中してるから、心の余裕がまったくなくなっていたんですね
ヨシケイにしたら、子供が食べなくても罪悪感がなくなったからイライラしないし、イライラしなくなった子供が食べるようになりました
今まで私に足りなかったのは料理のスキルじゃなくて、「私の自信」です
私はやるだけやった、あとは子供の自由
そうやって、どーん!と構えられるようになりました
それから、ヨシケイの子供向けコースや、幼児食特化の宅食サービス、などを使ってみて、それでも子供は食べないので
私の味付けが悪いわけでも、私の献立の選び方が悪いわけじゃないと自信もつきました
今までは自信がなくて、食べなくても「食べなさい」と強く言えなくて、許しちゃう日もあれば急にイライラして「たべなさい!」って怒る日もありました
ブレッブレですね見事に(笑)
それをきっかけに「私は最低限はちゃんとしたいんだ」と気が付いて、朝には青汁を飲むようにしたり、パルシステムで子供用の栄養源を買ったり、味噌汁だけでも作るようにしたり、栄養についてはお金をかけて外注したりとそっちの方向で極め始めました
- ヨシケイがあるからおやつ食べた後もおなかすいたと言われても自信をもって「ご飯まで待って」と言えるようになった
- 献立は子供も食べられるものだという自信がある
- 味付けもヨシケイ通りだという自信もある
これで食べなかった場合、「私は悪くない」と自信が持てるようになりました
そして、「食べないのも子供の自由」とおおらかにかまえられるようになりました。
そして、気持ちに余裕が産まれるから、「食べない原因をゆっくり聞く」余裕が産まれました
ケチケチしてないで、もっとはやく、お金でストレスが減らせるなら解決しておけばよかったと思って、
もし同じように悩んでいるあなたにも、経験談を紹介したいと思いブログをはじめました
それでは、お時間が許す限りブログ内をお楽しみいただけたらなと思います!
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